KAMUI

神衣 - 現代魔女×ファッションの交差点

現代魔女パラレル宇宙子が、1年間
ケルトの暦「Wheel of the Year」それぞれの
サバトや儀式を行う意義に沿ってデザインした
儀式装束 -「神衣」。

季節のサバトを祝うことは、自然と共に生きること。

境界線を曖昧にする儀式。
移ろいゆく抽象の輪郭が鮮明になる時、
わたしは’ソレ’を生きている。

混沌と流れゆく、
この不確実な世界で生き抜く為に必要なもの。
確かな実感を感じられるもの。

私が抽象の旅路で創造する「カタチあるもの」は、
全という抑圧からの解放であり
これら対極のキメラは、私を「わたし」たらしめる
「依代」なのだろうと思います。

アイデンティティを表現するファッションは、
現代に生きる魔女をリアリスティックにします。

それは歴史に生きる空想の存在ではなく
自分を生きるために、無き道を切り拓いて行く。
今という時代を生きる
一人の現代魔女が見つめる世界には、
いつも、そんな強い女性像が思い描かれます。

歴史と伝統と文化を敬いながら、
モダンで近代的なファッションを纏い、
どこまでも自由に「思想」を生きる。

私は、現代魔女とファッションの交差点に
今再び「表現の可能性」を信じることができるのです。

SAMHAIN

紫の怪物

ケルト魔女の暦「Wheel of the Year」のサバトに沿って
儀式と創作に明け暮れたこの1年間。

心の中で、ずっとしこりになっていたもの。

何度も何度も脱皮しながら
純粋な状態を如何に保てるかに向き合ってきた。
【霊性進化】
気付けば紫のオーラを纏う怪物になっていた。

嗚呼、デザイナー魂よ。
何度だって初心に還る、そしていつもいつも進化してる。
選ぶのはいつだって苦しい方。

口じゃない、ものづくりをする人は
その手が生み出すアウトプットで、全てを語れば良い。

私がわたしだけの為に
自由にデザインしてみたかった。
「これがわたしだ」


魔女の新年Samhainサバトに、
2025年最後の神衣を衣装デザインしました。

Artworkはマイ魔女山に始まり、マイ魔女山に終焉。

2025年のはじめ、
高らかに蘇った不死鳥が、魔女山を真っ赤に染めた。
紫の怪物は、再び訪れる新たなサイクルに向け、
静かに夜へと溶けてゆく。

Malleus ex
Malefica

魔女からの鉄槌

貫頭衣のような現代魔女の儀式装束(神衣)を
衣装デザインしました。

一枚の布にハサミを入れたのは、中央に穿いた一回のみ。
襟と脇だけを縫った単純な構成の衣装だけれど

日本において古くから神事の際に用いられた衣装は
古代の貫頭衣の名残とされ、主に女性が着ていました。

ヨーロッパのスペインでは、魔女狩りの異端審問に問われ
異端とされた者の懲罰として着せられた服が、
貫頭衣と同様の形状をしていました。


「Malleus ex Malefica(魔女からの鉄槌)」
と言うスローガンは、
Malleus Maleficarum(魔女に与える鉄槌)と言う
中世魔女狩りのハンドブックを皮肉ったものですが

私がデザインした貫頭衣のような現代魔女の儀式装束は、
魔女狩りをしてきた司祭の装束やカルトを
皮肉ったものであるかもしれません。

皆が同じである社会にとって良いとされるものは
私にとって不自由さを感じるものであり、
全の抑圧から解放されたいという想いが
わたしにものづくりをさせているのだと気付きました。

PRIMITIVE

林檎の休日

お母さん、お母さん。

「自由に果たす人に」と、あなたがこの名に願いを込めた
’魔法の果実’にわたしはなれているかしら?

なりたいものに向かって志を抱き、
自由に生き、自由に果たす。
その実りは周りも豊かにすることが出来る、智慧の実。

転けたって、何度でも何度でも新しい種を蒔き、
常、いつまでも進化を止めない。

この名に込められた願いを、計らずとも果たさんとする。
私の生き様は、魔法の果実そのもの。

Mabonから闇深いSamhainに向かう季節、
いつだってAncestorsと二人三脚で。



MabonからSamhainにかけて、
秋色の神衣をデザインしました。
サムハインの別名は、林檎の休日。

秋色の毛糸を織ったような収穫祭らしいテキスタイル。
独創的なtexture素材に触れていると、
「もっと自由に遊んで良いんだぞ」って語りかけてくる。

袖、裾は、織られた毛糸を一本一本解き戻し、
それぞれのマテリアルの面白い表情をデザインしたのが
モードな現代魔女のこだわりディテール。

プリミティブなデザインをユニークなシルエットに
仕立てた、大きなフードの赤ずきん。
静寂の森、赤い異物が歩いてく。

前衛的なプリミティブ。

MABON

第二収穫祭

第二収穫祭Mabonのサバトに
収穫を祝い、新たな豊穣を祈る、
華やかな収穫祭の魔女服を衣装デザインしました。

他には無い、自分だけの特別な魔女服がデザインしたくて
デッドストックの貴重な刺繍テキスタイル生地を
アップサイクルしたデザインに仕立てました。

この刺繍テキスタイル生地のディティールを見つめると、
土壌や種、根、葉や花が、
ここまでの成長と収穫の実りを祝う
盛大なパレードをしているよう。

そのグラフィックの中には
「祈り」をモチーフにした
装飾デザインがあしらわれている。

ここまでの豊かな「実り」へ感謝の気持ちと、
さらなる繁栄をもたらす豊穣の儀式。
Mabonサバトの感謝祭の意図が
心(胸元)からの「祈り」と重なる様、
パッチワークのようにデザインしました。



努力を人に見せる訳でもなく
自分に誠実である為にコツコツと続けてきた事。
この収穫祭に得られた実りは、
揺るぎなき「わたし」との信頼。

ケルト魔女の暦Mabonは日本のお彼岸とも重なる季節。

収穫した実りをいつも周りに分け与えていた
祖父母の事を思い
魔女畑や魔女山で収穫した秋を
大地の女神とご先祖様への供物として祭壇に飾りました。

ORIGIN

ART ACTIVISM

私は日本人であるにも関わらず、
日本に馴染めず長い間生きてきました。
イギリスでも「あなたは日本人らしくない」
と言われ続け、
かと言って、イギリス人でも無かった。

どこにも無いわたし。
自分のOriginと長らく向き合ってきました。

私が現代魔女になったのは、
グローバリズムの移民国家ロンドン。
海外で暮らしてきたから
日本がどれだけ素晴らしい国か分かったし、
お人よしな日本人のままでは
守れないものがあると知った。

ロンドンの移民反対デモを見て、
その土地に生きる人々を想い、
「Originを生きる」民族の誇りに心震え、
動かずにはいられませんでした。
明日は我が身と戦う日本人の誇りにも。

どこにも無かった私。今はちゃんとここに在る。
私は誰の為に、何と闘うべきか、ようやく分かりました。


U.K.の移民反対デモから、世界中、
そして日本でも社会問題になっている
immigrationについて

アクティビスト/フェミニストを体現している
現代魔女/デザイナーである私なりの闘い方で

私のルーツ。半分U.K.イズムな【Origin】をテーマに、
Scotch タータンチェックの
マスキュリンな魔女服ジャケットをデザインしました。

LUGH
NASADH

ネオペイガニズム
〜賽の河原(さいのかわら)〜

石の信仰。「積石」の意味は、
石そのものを信仰しはじめたアニミズムがルーツ。

日本における宗教的な「積石」の目的は
神を祀ることと、死者の鎮魂の2つ。

この世とあの世の間にある三途の川の河原を
『賽(さい)の河原』と呼びますが、
ここは、親を遺して亡くなった子供が集まる場所。

子供の霊が石を積むのは、親不孝の罪をあがなうため、
現世に残る親のために、
石で積んで仏塔を作っていると言う。

ところが、
塔が完成する前に鬼が出てきて壊されてしまう。
そのため「賽の河原」は
報われない努力の代名詞としても使われていますが、

わたしの母は、祖父より先に亡くなりました。
自分より先立った娘の死を
思い出すたびに何度も何度も涙を流し、
その強烈な傷みが今も私の胸に焼き付いている。

その後、母の分まで大往生した祖父だけれど、
彼方で一緒に幸せでいて欲しいと、いつも願ってる。

だから私は、母の代わりに石を積む。
死者供養のための行為が
あの世とこの世で逆転しているけれど、
鬼と対峙するなら魔女(わたし)で良い。

母の幸せを祈る事に報われぬ忍耐が必要ならば、
この魔女が鬼にも邪にもなりませう。
それが神の依り代となるのだから。




ケルトの第一収穫祭 ルーナサのサバトに
ネオペイガニズムをテーマにした
現代魔女の儀式装束(神衣)を衣装デザインしました。

魔女畑で収穫した夏野菜
トマト、ナス、キュウリをイメージしています。

特徴的な角の帽子は、
平和祈念と戦争反対の意思表示として
ロシア南部農民の頭飾り
「кика(キカ)」をfeatureしデザインしました。

「キカ」は、悪魔払いや、
悪魔の邪悪な目から身を守る為に着用されていました。
(正教会から着用禁止令が出る19世紀頃迄。)

昨年、平和祈念の儀式をする為に広島へ伺いました。
広島の皆さんの想いと共に、わたしは今年も祈ります。

LITHA

LOKIモデル/IKAモデル

苦しい、苦しい、苦しい。
外に出たいとうずくのは、もう一人のわたし。
本当のわたし。

四方八方へ愛を与えたのは、わたし。
傷付いたのは、わたし。
孤高を愛したのは、わたし。
やさしい世界の誰かを傷付けるから。
壊死した腕を切り落としたのは、わたし。

痛い、痛い、痛い。
必死で再生したのは、わたし。
道をつくるのは、わたし。

どんなに誰かを思っても
どこかで必ず歪みが生じる。

だから好きなように生きるわ。
私はわたしの道を貫くの。

生き様が魔女なのよ。

光極まりて闇に転ずるLitha(夏至祭)のサバトに、
2種類の神衣をデザインをしました。
白/ IKAモデル、黒/ LOKIモデル。



多彩な可能性を見透する力は
すべてに期待し、
すべてを試そうとする。

欠けている自分を埋めるための散漫な努力は
自分の輪郭を曖昧にさせる。
広げすぎることは、自分の可能性を潰すことになる。

必要なのは足すことで無く、
「何を削るか?」という引き算。
「減らす」は、単に足すことよりも遥かに難しい。

「誰でもなれる自分」をあえて捨てて、
「わたしにしかなれない自分」に
賭ける勇気が必要になる。

あらゆる迷いの中で、
わたしは、私たちは、
いったいどれだけ何を手放せば、
“本当の自分”になれるのだろうか?

AQUARIUS

水瓶座の魔女

栗色の髪の毛、つぶらな黒い瞳、赤い唇に薔薇色の頬。
水瓶座のモデルとなった
美少年Ganymedes(ガニュメデス)は
トロイの王子として生まれ、

そのたぐい希なる美貌は
神々が住んでいたとされるオリンピアまで広がります。

下界を眺めていた最高神ゼウスは
眩いばかりに金色に輝くガニュメデスの姿を見つけ、
大きな黒鷲に変身すると
ガニュメデスをさらっていきました。

ゼウスは彼を非常に可愛がり、
いつも自分の側に置きました。

ガニュメデスは永遠の若さと美しさ(不死)が与えられ
神々に神酒ネクタールを注ぐ給仕となり
最高神ゼウスに仕えることになりました。


「自由」を探し求めた果てに。

何者かになろうとしなくとも
私はわたしのままで良かったのだと気づいた時

私の中の中性的で美しい
Ganymedes(ガニュメデス)が顔を出し、
この子の為の洋服をデザインしたくなりました。

自由と革命の女神は、ここに。

THE FAIRY
OF
WILD FLOWERS

野草人間〜植物の精霊を食べ続けた魔女〜

草を食べて生きる野草人間。
自分の人生を実験台に、時々痛い目にあった。

生きる為に智慧をつけた。

植物たちの、根っこ、葉脈、花弁、種子。
死と再生、個と群生。
地に根を張る様、まっすぐ伸びる様、森になる様。

ミクロとマクロをトリミングした視点で、
「全は個、個は全」を表現したテキスタイルを
パッチワークのようにデザインしました。


私は現代魔女として季節のサバトの本質を体現する為、
農藝や、持続可能な循環型農業パーマカルチャーの
環境デザインを取り入れた、
自然農法の自給自足を続けてきました。

その先で、
資本主義と対極に在る自由の極限を見てみたくなり
自生する野草を食べて生きる
極限生活をした自らの経験から

植物たちの息づかい、声、
自然界の生命のサイクルが
鮮明に感じられるようになりました。

綺麗なところだけを掻い摘むのは、
私の魔女の道では無いのだろうと思います。
野蛮な魔女が「野草人間」に進化を遂げる。

ANCES
TORS

境界線、死の淵で。

死は怖くない。
私を愛してくれた人たちに
また逢えると希望を抱いているから。

夏至に向かう夏の思い出。
ゴールドと藍色が夜に向かい見事な茜色を空に描く
マジックアワーの夕暮れに、
畑作業をしていた彼らを思い出すの。

私はAncestors(ご先祖様たち)の愛の結晶。

誰に後ろ指を刺されようと
生きて、生きて、生き抜くの。
彼らが私の中で生き続けるから。


私を想う彼らを想い

Getting dressed like a ritual
儀式のように服を着る。

死の淵で、生きる力を与えてくれる。
境界線が曖昧になるMagic Hourの夕暮れに
Ancestorsへの想いをデザインしました。

ANIMISM

自然信仰

人が生きる為に必要な「衣・食・住」は
その順番のまま重要だったからと教えてもらった。

身体や足を守る衣が無ければ
狩猟や農作も出来ない。
生きていく事ができない。

猟師さんに頼み込み頂いた、キツネの天然毛皮。
この手で実際に縫ったのは初めて。

動物のにおい。重たい針先0.数ミリの感覚。
皮の中に在った血肉。

生きることに向き合った「生命の尊さ」と
ひと針ひと針向き合いながら、
愛しのfamiliarとひとつになった。


現代魔女の信仰するanimism(自然崇拝)に向き合った
魔女山で過ごす日々の中で
この神衣をデザインしました。

私が創らずにはいられないものは「神衣」。
神に捧げる衣、神様のお召しになる衣装。

BELTANE

MAY POLEになった魔女

夏の到来と作物の成長を祝う、ベルテーン(五月祭)。
オスタラで出逢った、
太陽(男性神)と大地母神の結婚をお祝いします。

踊る色彩は、くるくるくる。
廻る人の輪、編まれてく。

太陽と大地がひとつになって
生きる「躍動」が、彩り豊かに輝きだす。

天と地を繋ぐ「Maypole(5月の柱)」の儀式は
樹木に農作物を育てる力が宿るという。


柱の上から色とりどりのリボンを伸ばし
輪になる人々が其々のリボンを引っ張りながら
決められたとおりに踊ることで
テキスタイルのように編まれていく。

その色彩が風になびく様がとても美しく
このMay Poleの「生きる躍動感」を
ベルテーン神衣のデザインで表現しました。

使った大量の糸やリボンは
テキスタイル工場で廃棄にされてしまうハギレたち。
他の人にはゴミと認識されてしまうものも
輝く色彩のパレットに見えた。

ひとつひとつ絡まった糸を丁寧に解き
生きたデザインに循環出来ないか、
試行錯誤した作品です。

WAL
PURGIS

ワルプルギスの夜

「ワルプルギスの夜」は
魔女魔術への戦いとして信仰される一方、
キリスト教以前のゲルマンやケルトの民間信仰では
古代よりベルテーン(5月祭)を祝う
伝統的なお祭りでした。

私たちは周りと違うとか、
政治的に統率しにくいからとか、
そんな理由で、
ただのanimism(自然崇拝)の人間を
異端の魔女として吊し上げてきた
男性資本主義社会の歴史の上にある。

それは現代も同じだったけれど

私が闘ってきたのは、人じゃ無い。
資本主義と言う宗教なのだと思う。

許さないよ。
復讐の革命は、まだまだこれから。


私が現代魔女として活動をはじめた頃
世間の風当たりはとても厳しかった。

涙もいっぱい流した
悔しい思いも沢山経験した
そうやって切り拓いてきた、私の「魔女の道」。
それが魔女だろと思って
歯を食いしばってきたところもある。


世界が輝きだすベルテーンの「影」
ワルプルギスの夜に
彩り豊かなMay Poleのリボンを編んだテキスタイルで
もうひとつの神衣をデザインしました。
本当のわたしで在り続ける為の、
イニシエーションとして。

SATURN

死の女神、もう一人のメシア。

終わりの近い世界を滅ぼし、
新たな秩序を持つ世界を創造すること。

「破滅と誕生」を宿命に持つ戦士は
その力が皆の脅威となることを知っている。

恐ろしい存在。
嫌われる存在。

でも私は、そう思わない。

皆がやりたがらない憎まれ役を買って出て
自ら孤高に身を置くその魔女は
きっと誰よりも大きな愛を抱く女神だと思うから。

死の女神の鎌を振り下ろす時
厳しい現実を無視しないのは
きっと誰よりも沢山の未来が見えているから。

わたしが愛さずにはいられないのは
自分が孤独になる事よりも
皆を思って孤高を選択出来る人。

「至高の強さ」を生きる人。


道なき道をたくましく開拓していく神秘的な新月に
セーラー戦士のような神衣をデザインしました。

愛と正義の為に闘う強い女性像は
幼なき日の私たちの憧れであり、
沢山の勇気をもらった様に思います。

私が好きだったのは
沈黙の星・土星を守護に持つ
破滅と誕生の戦士セーラーサターン。

世界の滅亡が避けられない時に目覚め
「死の女神の鎌」を振り下ろし
「終わりの近い世界を滅ぼして、
新たな秩序を持つ世界を創造すること」
を宿命に持つ戦士。

死の女神(破滅の神)は
もう一人のメシアでもあるんですよね。

セーラー戦士たちは、大人になった今も、
私たちの心に生き続ける。

MOON

月のエスバット

廻る、廻る。
月の満ち欠けと呼吸を合わせる。

こころのlunar phaseは
潮の満ち引きのごとく。

足し算したり、引き算したり、
「動」と「静」の波にのる。

Inner Moonを見つめることは
今ココ、未来を描くこと。

新月・満月のRitual(儀式)は、黒を纏うと決めている。
全てを内包する、強さがあるから。


月のエスバットに、
漆黒のチュールドレスをリデザインしました。

SUN

太陽神(男神)

食べるものに困る事無く健やかに育ち
社会の厳しさに負けず夢を抱き
あなたらしく生きてほしい

いつもいつも、あなたの笑顔を願い
地を打ち、種を蒔き、水をやり、
廻る生命の循環を育てるの。

わたしがあなたにしてあげられるのは
こんな事くらいだけれども

わたしがあなたに残せるものは
こんなものくらいだけれども

この身体が朽ち果て
あなたに触れる事が出来なくなる日が来ても

植えた果樹や野菜たちが
1日でも1年でも長く
あなたに豊かな実りを与え続けてくれますように

その時はわたしが太陽となり
大地に光を降り注ぐわね。

愛しいあなた、愛しいあなた。


大地に降り注ぐ太陽神(男神)の
神衣をデザインしました。

自然との共生を教えてくれた亡き祖父母は
晩年、生き神さまのようだった。
亡くなる直前まで種を植え続けた母も
太陽のような人だった。

残される皆の幸せを願いそうしていたのだと
今は、わたしの願いになっている。

Ancestors(ご先祖さま)から紡がれる想いと
人々を想う神さまの気持ちが重なる。

私にとっては、愛そのもの。
強く明るく光を照らす
大きな大きな愛のかたまり。

OSTARA

復活と再生の女神

世界が冬の眠りから目覚める。

オスタラの女神が微笑むのは、道無き未知。
注がれる一筋の光は、道しるべのように。

どこまでも自分を生き抜く覚悟が出来るまで。
ソレをさせない言い訳を
これでもかと脱ぎ捨てて
負けそうな夜を幾度と超え
今に落ち込む結果も無く
失う経過と引き換えに
前だけを見て、必要な力をつけてゆく。

はじめの一歩は、いつだってバランスと忍耐。
この先何十年もかけて広がってゆく
わたしの新しい世界。


新たな芽の成長を祈り
太陽の輝きを放つ、
軽やかでビビットな蛍光グリーン色のオーガンジーで
Ostaraの神衣をデザインしました。

生命の復活と再生を祝う、新緑の復活祭。
東に出る(いずる)太陽と共に
ふわり降り立つ、目覚めの女神オスタラ。

生命に息吹きか注がれる。
躍動の季節がはじまる。

ぴょこぴょこ、にょきにょきにょき。
今年も魔女畑に、新たな芽が出てきたよ。
ぐんぐん育てよ。
わたしも、あなたも、作物も。

FEMINISM

ミモザ(国際女性デー)

黄色が咲き誇るミモザに
自由の風が通り抜ける。

嫋やかに、嫋やかに。
どんなに厳しい環境でも力強く咲くその姿は
いきいきと輝いている。

国際女性デーを象徴する黄色の花束に、
女性たちの切なる想いを込めて。


女性の権利とジェンダー平等を支持する
国際女性デーに

フェミニストな現代魔女である私自身が
「自由」と「平等」の社会を目指して
ミモザ色の魔女服をデザインしました。

胸を張って
社会に、世界に、出て行こう。

CORN DOLLY
OF
BRIGIT

ブリジットのコーンドリー

長い冬の眠りから目覚め、
世界が春に向かう事を祈って。
新たな収穫を歓迎するインボルクは、
春の女神ブリジットを祝うお祭り。

ブリジット(ブリギッド)は
一年の半分を明るくし、冬の暗い季節から春に導く力。
生命の復活と春の到来を祝う「火と豊穣の女神」として
人々に信仰されてきました。

この季節の魔女畑は、大地を耕し、鍬を打つ。
豊穣と収穫への祈りを込めて
ブリジットのコーンドリーをMUSEに
ヘンプ(麻)の生地で神衣をデザインしました。


穀物の中には精霊が宿っており
作物が収穫されると精霊が行き場を失ってしまう
と言うケルトの信仰から

新しい作物が収穫できるまでの間も
精霊を生かし続けるため
人々は収穫した穀物の最初か最後の束を使って
コーンドリーを作りました。

相手は自然だから、祈らずにはいられないの。
廻る生命の再生と成長のサイクルへ
敬意と感謝を。

IMBOLC

映し鏡のわたし

雪が大地を真っ白に染める。
Imbolcは全てを清めるように、
真っ白なキャンバスを用意してくれる。
新しいWheel of the Yearは、
どんな希望を描こうか?

期待を胸に。雪の下から顔を出す、
スノードロップの白い花。
静寂の白から聴こえてくる、生命の息づかい。

新しい希望のはじまり。キラキラ光り輝く季節。
映し鏡のドレスは「わたし」を映し出すの。
これから始まる、希望の光。


神秘的なSnow moonの結晶が大地に降り注ぐ頃、
映し鏡のドレスをデザインしました。

大地は凍り、裸足で雪の上を歩くと、
3秒と立っていられない痛みを感じた。

Imbolcは、腹の中。
まだまだその時では無いと、厳しさを教えてくれる。
強く嫋やかに成長できるように。

はじまりを予兆する「最後の厳しさ」は、
他のサバトには無い、この季節だけの特別な美しさ。

光が色を纏いだす。
まだほんのり淡い輝きが、
これから躍動していく未来を予感させる。

YULE

不死鳥

私、宇宙子さんのこと、
勝手にジャンヌダルクのようだと思っていました。
先頭に立って旗を掲げ、自らを大義に捧げ、
最期は火あぶりにされて死んでいった
狂気と呼ばれた乙女。

どうしてそんなに、魂削って頑張れるんだろう。
その使命を果たす姿は、眩しくて美しく、
燃え上がる炎のようでした。
不容易に近づくと、
身に纏う炎で火傷して痛い目をみるの。

どうしてそんなにも燃えられるのか?
そんなに魂を燃やして疲れちゃわないのかな?って、
不可解であり、余計なお世話だけど心配でもありました。

そしていま、
宇宙子さんはフェニックスなんだと思いました。
炎を纏ってしんどくないのかと思ったら、
あなたは炎、そのものなんだと。

最期は自ら炎に飛び込んで、
燃え尽きて灰になり、
そして灰の中からまた甦る。
その泪は、心の傷をも癒すちからがある。

あなたは不死鳥。
あなたは炎。

これから始まる新しいことも、
きっと革新的で、美しい炎なのだろう。
気高く羽根を広げ、ひとびとを導くのだろう。


昨年のwheel of the Yearが終わる頃、
友人の言葉に救われ、支えられ、
心に再び湧き上がる情熱の炎のまま

生まれ変わる「新しいわたし」の為に
不死鳥のドレスをデザインしました。

終わり、また始まるwheel of the yearに
感謝の気持ちを込めて。

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